群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

相手にわかるように

用事があっておじとおばのうちに行ったら、ついでに食事をごちそうになりました。まず席につかせてもらうと、おじの前には、まるで見たこともない、足になる突起が三本ぴゅっと突き出た透明のグラスが置いてあって、「何だ、これは」ともちろんそのグラスに…

なかなかやめられない。

となり街のN市の図書館までCDを借りにいきました。N市までは片道10キロくらいあって、交通費がもったいないので自転車で行くのですが、この歳になるとそろそろきつくなってくるとはいえ、それでも図書館のWEBで検索していると借りたいCDは何かしら…

本売れず

片手間にやっている古本の売買ですが、ここのところさっぱり売れなくなってしまいました。あまりお金がなくて仕入れもしていないので、全体の流れみたいなものがどこかで止まっているのかもしれません。昔の知り合いで、今はお店をされている方が、「待つこ…

わけもなく

お腹の調子がおもわしくなかったのでしばらくひかえていたのですが、ずいぶんよくなってきたので、先日ひさしぶりにビールをあけました。金麦とハートランドを買ってきました。はじめは金麦だけあけるつもりだったのですが、ひさしぶりに飲んだせいか、普段…

グラマシー・ショートパンツ

新しいショートパンツを買いました。J.CREWの"9 inch embroidered Gramercy short"です。去年からずっと欲しかった刺繍のついているショートパンツです。"Gramercy"をリーダーズ英和辞典で調べると、「ありがとう、これは大変!」(古)とあります。56ドルと…

CINEMA APIED VOL.9「世界旅行」

京都で金城静穂さんが編集されておられる小冊子、"CINEMA APIED" VOL.9にエッセイを書かせていただきました。表紙装画は山下陽子さん。表紙デザインはアトリエ空中線さん。装画、装丁ともに美しい、とてもこだわりの感じられる小冊子です。今回のテーマは「…

Bridge Over Troubled Water

Paul Desmondの"Bridge Over Troubled Water"を図書館で借りてきました。69年の録音です。「ミセス・ロビンソン」「アメリカ」など、おなじみのサイモン&ガーファンクルの曲がカバーされています。ぐいぐいスウィングするというより、いくぶんゆったりしたム…

冷やし中華、やってます

今僕は翻訳の勉強をしているわけですが、あちこちで「翻訳の修行中」とか、「絶対絶対あきらめない」とか言っていて、これは翻訳に向き合う自分の姿勢としてちょっと違うんじゃないかなぁと思えてきました。ある程度の収入を翻訳で得るようになるということ…

KEEN NEWPORT H2

雨が降るなか、図書館に本を返しに行ってきました。梅雨どきの雨の日に活躍するのが、KEEN社のサンダル、Newport H2です。2008年ころに大阪の名店、Zabouで購入したものと記憶しています。このサンダルはグリップ力に優れているため、雨の日でもすべったりす…

悲しき雨音

今日も梅雨らしく雨が降っています。梅雨にしては不安になるほど晴れの日が続いていたので、少しほっとしています。 こういう日には、The Cascades原曲の"Rhythm of the Rain"が、自然に頭のなかに流れます。雨のなか傘をさして歩いていると、本当に口ずさん…

ジャクッ!

今日はひさしぶりに梅雨らしく雨が降っています。こういう梅雨らしい風景を見ると、カタツムリを足で踏みつぶしてしまったときの"ジャクッ!"という感触が、きまって足によみがえります。アリを踏みつぶしても足に感触は残らないでしょうが、カタツムリを踏…

「オン・ザ・ロード」

ジャック・ケルアックの「オン・ザ・ロード」を読み始めました。青山南さんによる新訳です。思えば学生時代、となり街のヴィレッジ・ヴァンガードで「路上」を買って読み始めたはいいのですが、そのごつごつした文章にまったくページをめくる手が進まず、結…

融通小判

西宮の甲山神呪寺で、融通小判という小判を買うことができます。500円だったと思います。この小判を買うと、一年のあいだはお金を融通してもらえるというのです。一年たった小判はお寺に返しに行き、また新しい小判を買って、一年間守護を受けられます。僕も…

構文解析力

引き続きレイモンド・カーヴァーの"Fat"(邦題「でぶ」)を読んでいました。ところが、1か所わからないところがありました。こういう文章です。Me, I eat and I eat and I can’t gain, I say. I’d like to gain, I say.No, he says. If we had our choice, n…

レイモンド・カーヴァー「でぶ」を訳す

今、レイモンド・カーヴァーの"Fat"(邦題「でぶ」)という小説を訳しています。自分の訳を村上春樹訳と照らしあわせるのですが、ここは文法的にきっちり訳してあるなとか、ここまでやってしまっていいのかしらんとか、文章にリズムがあるなとか、この原文か…

予感をふくんだ暑さ

梅雨なのに今日も雨はふらず、見上げると、うすい雲のかかった青空が広がっています。台風から変わった温帯低気圧のせいかかなり蒸しますが、それは夏本番の蒸し暑さには及ばず、本番の夏を少し目の先に控えて待ち遠しさがじりっ、じりっと迫ってくるような…

本当は書くのも控えたいのに

僕が13という数字を畏怖していることは以前にも書きましたが、今日は月に一回必ずやってくるその13日で、とにかく13という数字を伝票や日付けなどの記録に残したくないため、人への送りものも先延ばしし、図書館での本の予約も控え、メールも出さず外出もせ…

がまん、功を奏する

先日羽化したばかりのオスのオオクワガタが、勝手に人工蛹室から抜けだして、蛹室とプラスチックケースのあいだに挟まりこんでしまったと書きましたが、先日はお尻が上のほうにきていたのに、今日見てみたら頭が上のほうにきていて、ということは一度すきま…

避けられないならそれを逆手に

書くことを自然な行為にしていくため毎日つけるようにし始めたこのブログですが、最近の投稿を読み直してみたところ、つなげて長い文章を書くということを一つのテーマにしているのは確かなのですが、そこに意識がいき過ぎているのか、ややくどい印象を受け…

他人との差別化

森田芳光監督の「僕達急行 A列車で行こう」を先々週くらいに観ました。鉄道ファンである青年たちが描かれていて、じわっときたり勇気づけられたりと、大変いい映画だったのですが、そのなかでひとつ気になっているセリフがあって、いまだに僕のなかで消化し…

オオクワガタ、その後

先日羽化したばかりのオスのオオクワガタが、羽根もまだ赤茶色で完全に固まっていないように見えるのに、スポンジでできている人工蛹室から抜け出して、スポンジを入れているプラスチックケースとスポンジの間に入り込んでしまいました。スポンジをプラスチ…

グーグル日本語入力のうかつなうたた寝

グーグル日本語入力についてはたびたび触れていますが、今日面白かったことがあって、住所を入力しようと「ひょうご」と入力したのですが、「表五」と、グーグル日本語入力にしてはとんちんかんな誤変換になって、「そうじゃない、『兵庫』だ!」と、ちょっ…

鼻うがいの効果やいかに

昔、梅雨どきになると僕はひどく鼻がムズムズして、学校の健康診断で「ひどいアレルギーですよ」と診断されたときは軽くショックを受けましたが、考えてみればここ数年、梅雨どきになってもまったく鼻がムズムズすることはなく、いつごろからだろうと頭を巡…

出ていなかった足

先日、本を売っているけど足が出ていると書きましたが、手違いをしていて計算しなおしたところ、わずかですが黒字になっていました。本当にわずかで、2、300円くらいです。値段を調べるときの通信費や梱包費は計算していないので、それらを計上したらまだ赤…

刺繍つきなんです

刺繍のついたショートパンツを昨年くらいからずっと欲しくて、今年も夏を目の前にして欲しい気持ちがむくむくとわき起こってきたので、めぼしいものをインターネットでずっと探していていたのですが、これは思った以上に難しいパンツなんじゃないかと思えて…

まわりまわって

片手間にネットで本を売っているのですが、今日欲しい本を買ったら、そのすぐ後に僕が出している本が売れていました。こういうことはわりとよくあるように思います。ある人にメールを出した後、その人からはしばらく返事が来ないんだけど、もうメールを出し…

オオクワガタ、羽化する

朝起きたら、オオクワガタの蛹が羽化していました。 体には薄皮がまとわりついていて、羽はまだオレンジ色で伸びきっておらず、腹部がぴょこっとはみ出ているしまつで、まるで組み立てそこねたプラモデルみたいです。でもこのオオクワガタは、時間をかけて体…

イシガメ檸檬

飼っているイシガメの檸檬が、いつも狭い水槽のなかに入れていてはかわいそうだからと、ダンボールに入れて、地元の川の上流の、きれいな浅瀬になっているところに連れていきました。ところが浅瀬は干上がっていて、石ころが転がっている川底がむきだしにな…