群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

本売れず

 片手間にやっている古本の売買ですが、ここのところさっぱり売れなくなってしまいました。あまりお金がなくて仕入れもしていないので、全体の流れみたいなものがどこかで止まっているのかもしれません。昔の知り合いで、今はお店をされている方が、「待つこともたいせつ」とどこかで言われていたか書かれていたのをふと思い出しました。「やるなら今でしょう!」って聞こえがよくて、何もしないより何かしたほうが生産的で、ためにもなるように思えてしまいますが、それが誰もに当てはまるとはかぎらず、何もしないことやじっと待つことのほうが必要だったりする人もいるはずで、古本の売買に関して、僕は今そういうところにいるのかなあと思います。だから売れないことはあまり気にせずに、本業の翻訳をしたり本を読んだりしながら、疲れたときにちょっと息抜きに本が売れていないかチェックするくらいの心がまえでいたいと思います。