群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

出ていなかった足

 先日、本を売っているけど足が出ていると書きましたが、手違いをしていて計算しなおしたところ、わずかですが黒字になっていました。本当にわずかで、2、300円くらいです。値段を調べるときの通信費や梱包費は計算していないので、それらを計上したらまだ赤字かもしれませんが、とはいえ、まだ売る本はけっこうあって、売れる可能性があるのですから、もっと利益を増やせる潜在性を手元に秘めているわけです。
 思えば31のときに、会社以外のところで食べていけないかと模索しはじめて、その歳に、これほどやっていて面白いものはほかにないと思える翻訳に幸運ながら出会うことができたわけですが、その片手間で何気なく始めた古本の売買も、人につかわれるのではなくて自分の頭を使って利益を出す類のもので、そういう意味合いにおいて、古本の売買で黒字を出せたことは素直にうれしいです。