夢分析をしている。寝ているあいだに見た夢があらわすことを、夢事典をひいて読みとくのである。僕がよく参考にするのは、"未弐の夢事典"というサイトだ。
夢で占えるのは、大体当日のできごとであることが多い。たとえばこの"未弐の夢事典"を調べると、"カメをつかまえる夢"を見たら"思いがけない利益や財宝を得られる"とあるが、実際にカメをつかまえる夢を見た日にちょっとした収入を得られたことがある。こういうふうにすぐわかる夢だといいんだけれど、"雄のイシガメを探しているにもかかわらずミドリガメしかみつからない夢"を見たりした日には、何が起こるかわからなくていささか身がまえてしまう。こういう場合はあまりふりまわされず、"多分いい兆しじゃないんだろうな"ぐらいの感じで、おおまかに考えるようにしている。
最近は夢だけじゃなくて、現実にあらわれる象徴にも気づくようになった。たとえば数年前、ちょっと風邪で寝込んでいたときに窓際からコガネムシが入ってきたことがあった。コガネムシは"よい知らせ"の象徴らしいんだけれど、そのできごとがあってから風邪は事実回復した。こういう象徴的な世界には、身をゆだねていくとどんどん気づきが深くなるように思う。面白いといえば面白いかもしれないが、とらわれるのが煩わしいならば放っておくにかぎる。興味しだいというところがあるように思う。