群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

コアオハナムグリ

 2週間ほど前、うちのベランダに"コアオハナムグリ"というコガネムシが飛んできました。このコアオハナムグリという昆虫、普通のハナムグリよりサイズが小さくて動きがまめまめしく、僕はとても愛着を持っているのです。ところが写真を撮ろうとしたら、飛んで逃げていってしまいました。それからというもの、僕の頭のなかはコアオハナムグリを捕まえること一色でした。コアオハナムグリは花の蜜を吸うというので、外に出かけるたびにツツジを調べたりハルジオンを調べたりしていたのです。ところがいっぽうに見つかりません。生体数は多いというのになぜだろう、チャンスを逃してしまったんだろうか、と諦めかけていたまさに今日、コアオハナムグリがまたベランダに飛んできてくれたのです。急いで捕まえて、今度はちゃんと写真に収めました。

 クワガタのゼリーをやったら、しばらく汁を吸っていました。飼おうかとも思ったのですが、やめておきました。しばらくしたら、またどこかへと飛んで行ったみたいです。コガネムシは、"再生"の象徴らしいです。次に会えるのはいつかしらん。