群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

石井一男展へ

 先日は芦屋の風文庫さんへ寄ったあと、三宮のギャラリー島田へ「石井一男展」を見に。石井先生の絵もだいぶ変わったなあと…。全体的に、代表的な女神像をモチーフとする絵が減っていたように感じた。女神像の絵もあるにはあったんですけど、カラフルな色彩を施した作品や、横から描いた作品など、以前のような女神像の作品はあまり見られなかった。かわりに花をモチーフとした作品や抽象画のような作品も見られた。やはり絵描きというのは、同じことを繰り返していることに耐えられなくなるんだろうか。それとも、先生が今そういう心境におられるのであって、変わっていくことは自然なことなんだろうか。そのあたりを直接伺ってみたかったところではある。石井先生の絵を初めて見たのは2014年のことだったと記憶している。10年近い月日が経ったことをじわりと感じる。
 今年は須飼さんの個展はありませんでしたね。毎年この時期にお二人で個展を催しておられたので、残念です。またお二人の個展を楽しみにしています。