群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

「橋を渡る」

 先日は、芦屋の風文庫さんへ。「谷田有似剪紙絵展示」が開催されていました。中国の剪紙絵なんですけど、これは縁起と関係があって、描かれている金魚などのモチーフにはすべて意味があるのだそうです。また、詳しい人が見たら剪紙絵の流派まで分かるらしい。都会や地方によっても画風が違うそうです。ポストカード二枚購入也。

 

 

 次は、御影のSpace31さんへ、和田直子さんの個展「橋を渡る」を見に。

 和田さんの絵というと、三宮や映画の絵しか見たことなかったんですけど、今回は沿岸方面をモチーフとした絵が中心で新鮮でした。わりと求めやすい価格の作品も並んでいて食指が動きましたが、散財したばかりの私は指をくわえてパス…。

 最近行くのが同じ場所ばかりになっていたので、久しぶりに馴染みのない駅で降りて、行ったことのないギャラリーを訪ねるというのは新鮮な経験でした。やはり、たまには行ったことのないまちにも行かなきゃなと感じました。御影というのは、阪急周辺は高級住宅地というのか、瀟洒な住宅やにしむらコーヒーが並んでいるんですけど、坂をおりて阪神に近づくにしたがって雑多でにぎにぎしくなってきて、そういうギャップも含めて面白くていいまちでしたね。