群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

英検1級

 英語に携わっている者として、英検1級は取っておきたい資格ではある。準1級は20代の頃に取った。その経験上言うと英検というのは、大体の文法が出来ていれば、必要水準数の単語を覚えれば合格出来るものなのである。だが人間、使わない単語はどんどん忘れていくし、闇雲に単語帳の英単語をたくさん暗記して、日常の英文読解で活かしていこうというプロセスは、ものすごく効率が悪い。英検準1級を取る際に覚えた単語のいくつかは、確かに今でも役に立っている。だがその多くは、今では忘れてしまった。英検1級の単語に関しても、普段読む英文に出てくるか出てこないかも分からない難解なものをいくつも覚えても、ほとんどは忘れてしまうだろう。そこまでして試験に合格することに意味があるのかしらん…、という疑念が強すぎる。だから英検1級の勉強に取り掛かる気持ちになんてなれないのだ、一向に。
 まあだがしかし、十分な単語力がないために、初見してパッと英文の意味が頭に入らないことがあるのも事実なのである。これに関してはやはり試験勉強で対処するよりも、日々新しい英文に触れて、未知の単語を自分の中で定着させ、総合的に単語力の底上げを図っていくほうがいいのでは、と考える。その結果として英検1級を取れる状態に持っていけないか、と。界王拳を使わなくても試験に合格する状態を目指すというか…。まあどちらにしろ、日々触れる英文の難易度を少し上げた方がいいのかなあ、とは思う。
 記憶に関して将棋の羽生先生が言及しておられるが、やっぱりこの動画面白いw


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今週のお題「試験の思い出」