群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

押入れで寝ること

 一時期、押入れのなかで寝ていた。今も時々、押入れのなかで昼寝をする。最初は猫型ロボットの真似をしたのかもしれない。何かにつけて、狭い空間を好む傾向がある。
 押入れのなかで昼寝をするときはふすまを開けたままにしておくんだけれど、注意することは、もちろん押入れから落ちないことである。落ちたらえらいことになる。だが、不思議と落ちたことはない。眼鏡をかけたまま寝ていたこともあるが、起きたら眼鏡は入眠したときと同じ額の位置にあった。思えば、押入れで寝ているときはほとんど姿勢が変わらない。あれは、押入れにいるという意識が寝ているときもどこかで働いているんだろうな、きっと。それにしては、寝心地がいいのが不思議だ。押入れは、昼寝するにはうってつけ!