群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

書くということ、続けること

 ものを書くときにはどんな書き手であれどんな表現形式であれ、どういうことをどこまで書く、あるいは書かないということを、意識的であれ無意識的であれ、自分のなかで決めたり取捨選択したりするものである。例えば日記であれば、内容がつまびらかであればあるほどその書き手の生活が如実に目の当たりにできて、面白くなったり下世話になったりなる。
 僕はこのブログで、自分の生活を自分で設定したかなり狭い枠のなかで書いてきたつもりであるが、二年も同じ枠のなかで書いているといささか息苦しくなってきたし、また飽きてもきた。決して派手な生活はしていないのだが、たまには少し視点を変えたり、いろいろと試みたり、あるいは一つのことをより深めたりしながら書くことが、続けていくためには必要なんだろうと思う。