「西荻窪の古本屋さん 音羽館の日々と仕事」を読みました。
2009年に東京に行ったとき、西荻窪のこの古本屋さんに入りました。棚には面白そうな本が並んでいるし、また気取った感じがなくそこはかとなくいい雰囲気が漂っていて、いい本屋さんだな、西荻窪いい町だな、自分の町にもこういう本屋さんがあったらな、と思ったのを憶えています。でも、僕が住んでいる町に音羽館ができたとしても潰れてしまうことでしょう。音羽館はもちろんいい古本屋さんなのでしょうが、それを下支えしている西荻窪もまたいい町なのだと思います。僕はまさしくそういう町に、次に住みたいのです。