群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

お茶漬け

 近ごろ、お茶漬けにハマっています。小学生のころはよく食べた思い出があるものの、この二十年くらいは食べた記憶がほとんどなく、しかし最近、ひょっとしたことで口にする機会があって、あらためてよく食べるようになりました。冷凍してあったご飯を電子レンジで温め、その上に塩こんぶ、生のり、梅干しなどを盛りつけて、お茶を注ぎます。お茶とご飯に塩と梅干しの酸っぱみがとけて、とてもほっとする味です。なぜこんなに美味しくて重宝する食べ物を二十年も口にしなかったのか、自分で自分のことが不思議になります。お茶漬けがあったら、僕のこの二十年は、たとえ一パーセントであれ、より満たされたものになっていたかもしれません。わさびのりがあったらもっと美味しくなるかなあと考えています。晩ご飯を食べ過ぎた翌日の昼食に軽く食べたり、ちょっと小腹がすいたときの夜食に食べたりします。口当たりがよくつい食べすぎてしまいがちなので、気をつけたいと思います。