群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

蛭子さん

 蛭子能収さんの本を何冊か読んだ。蛭子さんについては、根本敬さんの本やインターネットを読んで得体のしれない恐ろしさを抱いていたんだけれど、ちゃんと自分の考え方をお持ちなんだなということがわかった。
 蛭子さんの根本となっているのは、人は人、自分は自分という考え方だと思う。自分は他人とは違う人間だから、他人に当てはまることが自分に当てはまるとは限らない。それに、自分の人生の責任を他人が負うことはできない。したがって、自分の悩みは自分で解決するしかないのである。
蛭子能収のゆるゆる人生相談」は、相手の立場なんてまったく慮らずにぶった切っているところが痛快だった。それはそれで笑えるんだけれど、やはり本当に問題を解決したかったら蛭子さんに相談なんてするべきじゃない。蛭子さんなんて、人生相談に一番向いていない人なのに!

蛭子能収のゆるゆる人生相談

蛭子能収のゆるゆる人生相談

 
正直エビス

正直エビス