群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

久しぶりの売り上げ

 本が売れました。二週間ぶりくらいの売り上げです。近ごろはあまりお金がないので、仕入れにも行っていないのですが、それでもこうやって、忘れたころに思わず本が売れてくれるのはありがたいことです。僕はけっこうのめり込みやすいたちで、はじめは、もうそのことしか頭にないくらい対象に没入してしまうのですが、むしろ大事なのは、はじめののめり込みから冷めたあとに、どれだけあたり前のこととしてそのことに関わっていけるかだと思います。カメを例にあげて言うと、最近になってからも、近くに生息しているカメの写真をとったり、冬眠させようとしたり、好奇心が衰えないなかでいろいろと試みているのはいいしるしです。日常の一部として軟着陸させることができたのだと思います。のめり込み、冷め、興味を持っていたことすら忘れてしまったものもあるかもしれません。それはそれで縁がなかったのかもしれません。飼い始めのようなのめり込みはありませんが、ごく日常にあるものとして僕はカメが好きですし、本の売買やサボテンもそうなってくれたらと思います。今回の本の売買に関して言うならば、とりあえずお客さんが買える状態にしておくのは大切だなあと感じました。