群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

やっと売れる

 久しぶりに本が売れました。本が売れたときはメールが届くのですが、メールソフトを開けるときは、本が売れているかどうかはまったく頭のなかにありませんでした。数えてみると、約1か月ぶりの売り上げです。昔のバイト先で、僕よりあとに入ってきたのに面白いほど商品を売り上げていくやつがいたのですが、古本の売買でも同じように、始めてから1か月くらいで面白いほど売り上げていく人も多分いて、そういう人はそういう人なりに研究したりしているんでしょうけれど、そういうことを差し引いてもはじめからポンポン売り上げを伸ばすことなんて僕にはとうてい無理な話で、ある程度時間をかけないと自分なりのやり方は見えてこないし結果も出ないと思うので、古本の売買に関しては気を長く持って地道に続けていきたいところです。
 売れた本を送るため外に出ると、容赦なく太陽が照りつけていました。ただの偏頭痛かもしれませんが、頭が鈍くズキズキうずきました。外に出ている人もあまりいなくて、なんだか核戦争後の無傷の街を一人自転車でこいでいるような感じがしました。