群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

モンク・モンク・モンク

 最近セロニアス・モンクばかり聴いています。ジェリー・マリガンと演っているやつや、最近図書館で借りてきたライブものです。モンクの音楽は本当に独特のリズムとユーモアがあって、僕全体がモンク色にまみれてしまうかのようです。先日はモンクのジャズを聴いている夢を見てしまいました。音楽を聴いている夢なんてあまり見たおぼえがありません。ひょいっとまたいだり、唐突に出してからひっ込めたり、肩をすかしたり、ネジをゆるめたり、小人のようにいたずらをしてみたり、一音一音がこちらの思惑をことごとく外してくるような感じなのです。でも慣れるとそれがやみつきです。リズムに体のあちこちの関節をカックン、すかっと外されるようで、それが気持ち悪いようでいて心地よいのです。というわけで、今ひたすらモンク・モンク・モンクです。しばらく続きそうです。


Thelonious Monk - Monk's Dream (Full Album)