群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

頭の筋トレ

 趣味で将棋をやるのですが、本業に生かせそうなところをしらないうちに探しています。何局もさしていると、飛車先をついてきたらこちらも飛車先をついて相掛かりになるだろうとか、角道をあけてきたらこちらも角道をあけて、角交換になるだろうとか、金を上がるだろうとか、だいたいパターンが決まってくるのですが、これは固定観念につながって、あまりよいことではありません。大事なのは、相手がどういう手をさしてくるか予測し、それに応対する手や、反撃する手を常に考えることです。仕事でも同じで、同じことをいつも同じふうに処理するのはよくないから、たまには違うふうに処理してもいいだろうと考えるのではなく、内容を汲み、十分な肉付けができたら、奇をてらわず処理してもいいのだと思います。常に考えること、これは頭の筋トレです。常に筋力を養っておかなくてはいけません。