群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

初めて絵を買う

 初めて絵を購入した。購入したのは、熊本にご在住のアドさんの絵。動物や生き物を描いておられる絵描きさんである。池田のieさんというギャラリーで知った。思えば僕はieさんで、いい絵描きさんをたくさん知ることができた。今はあまり展示はやっておられないみたいだけど、よく見に行ったことはずいぶん血肉となっている。
 改めて絵を購入して思うのは、アドさんの見ている世界を少し分けてもらったような感じがするということだ。小学生のとき、Hくんというとても絵のうまいクラスメイトがいて、その子に絵を描いてもらったときのことを思い出す。ずいぶん嬉しかったのを覚えているが、あれはHくんの絵を介してHくんの世界を分けてもらったのだ。後は、写真で見るよりずっといい!(思えばそれは、僕が個展に行ってしばしば感じることだ!)
 前から絵が欲しいと思う絵描きさんは何人かいて、最初に買うならその絵描きさんの絵かなと思っていたんだけど、そのときは本当にお財布が寂しくて、本当にタイミングも大事だなと感じた次第…。こういうふうに、見る以外でも出来るかたちで美術に関われたら自分の世界も広がる。アドさんの生き物への気持ちは深く、手元に置いておけるのは何より嬉しいことである。アドさん、どうもありがとうございました~(・∀・)

アドさんのホームページ→http://jogoo-ado.com/
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