群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

始めたり、やめたり、休んだり

 インターネットのショッピングサイトには、過去に購入した商品の履歴一覧がある。これを見ているのはなかなか面白い。
 2008年に、僕はヤイリのギターを購入している。このころは爪を長めに伸ばして、Extremeの"More Than Words"なんかを練習していた。購入履歴を見ると弦も何度か購入しているものの、案の定、いつの間にやら弾かなくなった。楽器を弾くことに関しては、習わされていたせいもあって淡白である。
 2010年にはランニング・シューズを買った。これはやり切った。その年にフルマラソンを完走。しかし同時に膝を痛めた。いまだに完治しておらず、走ることができない。僕はいまだに、ランニングに代わる日々の運動を見つけられていない。早くまた走れるようになりたい。
 2014年には野球のスパイクを購入。練習用のユニフォームも買った。この年には試合に出て、自分で打率もつけていた。だがある時期を境に、野球からは手を引いた。膝が痛くなったということもあるし、今から振り返ってみれば、熱くなりすぎるのもどうかと思う。
 やめるべくしてやめたり、せっかく見つけた楽しいことなのに休むことを余儀なくされたり、やめることを自分で選んだりした。やめ方(休み方)もさまざまある。