群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

「おとななら行きつけの書店をみつけよう」

 MBSテレビの〜オトナ度ちょい増しTV〜 おとな会「おとななら行きつけの書店をみつけよう」を見ました。
 梅田には紀伊國屋書店が四店舗ありますが、それぞれが異なった役割を担っているというのがとりわけ興味深かったです。
 今、書店や出版業界を取り巻く状況は非常に厳しいと言われています。僕がよく雑誌を買いに行っていたすぐ近くの書店もスーパーになってしまいましたし、そういう僕も家に置くスペースがないので、最近ではほとんど本を買わなくなってしまっていました。一年ほど前から読書会に参加するようになり、課題本ぐらいはせめて買おうと思い始めたものの、それも2、3か月ほど前からの話です。洋服が好きなので、お金ができてはついシャツやら何やらを買ってしまうのですが、もっと本を買って、本屋を買い支えしなくてはいけません。書店のない町というのは寂しくて貧しいと思います。最近はローカルで面白い動きも出ているし、より裾野が広がって、本を大切に思っている人だけじゃなく、自分の優先順位がほかのものにある人ももっと本を買うようになればいいのになと思います。
 出演されていた本上まなみさんは月に10冊本を読むらしいです。さすがです。本上さんが二十代のころ、ピラミッドの一段の幅がなぜ狭いのかを語っておられたのを憶えています。最近は京都に移住されました。一見ほんわかした感じですが思い切りがあり、また独自の視点を持っておられて、魅力的な方だなと思います(でも僕が宿命的に惹かれる女優の方といえば、それはやっぱり菅野美穂さんをおいてほかにはいません)。