群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

めがね

 僕は視力が悪く、めがねをかけないで生活することはもはや不可能なほどになっていますが、一つのめがねを使い続けていると消耗が早くなってしまうため、外出用と室内用を使い分けているものの、室内用のめがねというのは、高校のころに買ったものなのです。高校のときに震災が起き、そのころからこのめがねを使っていて、僕は本棚や箪笥の下敷きになって、脱出したはいいものの、視界がぼやけてどうしようもないので、バラバラになった本や雑貨をかきわけて探した記憶があります。そのころに比べて視力は下がっているので、めがねの度数は合っておらず、たまにDVDで映画を見るのにも、テレビに相当近づくか、目を細めなくてはいけないしまつです。顔もいくぶん大きくなったのか、いくら眼鏡屋さんで調節してもらっても、しばらくたつとねじがぐらついてきてしまいます。まとまったお金が入ったら揃えたいものはたくさんあるのですが、室内用のめがねはそのトップリストに入っています。