群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

図書館の再開

 図書館が再開して、ようやく本が借りられるようになりました。今回の緊急事態宣言下で一番困ったのは、図書館があいていないことだった…。積ん読本に手を伸ばしたものの、なかなかページが進まなかった。やはり図書館は私にとって必要不可欠な存在なのだと思い知った次第…。

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借りた本のなかから。植本一子さんの「うれしい生活」という写真集。 

うれしい生活

うれしい生活

  • 作者:植本一子
  • 発売日: 2019/11/29
  • メディア: 単行本
 

 これまで植本一子さんの文章に関しては、読んでいてしんどい部分もあったんだけど、この写真集からは、授かった生を周りの人と生きる、暮らすということがひしひし伝わってきて、すごくよかった。今年一番の一冊だった。

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 杉浦日向子さんの「粋に暮らす言葉」。

粋に暮らす言葉

粋に暮らす言葉

 

 杉浦日向子さんの言葉がシンプルにまとめられている。今の時代にこそ必要だと思えるような言葉も多い。たとえばこんな感じ。

わたしたちはつねに右肩上がりでないといけないという幻想にさいなまれている。でも本来は去年と同じ年収で暮らせる社会のほうが幸せなんです。

 

 

  よしもとばななさんの「海のふた」。

海のふた (中公文庫)

海のふた (中公文庫)

 

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挿絵を書いておられるのは名嘉睦稔さんという方。初めて知った方なんだけど、これがいい。読むのが楽しみである。

図書館で本を借りられることに感謝して、読書に浸りたいと思います(ΦωΦ)