群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

きのあ将棋

 最近は将棋ウォーズともご無沙汰で、コンピューター将棋ばかり指している。私にとって、人と対戦してレートが上がったり下がったりするのはプレッシャーがかかりすぎるのである。心臓に悪い。つくづく勝負ごとに向いていない。
 以前コンピューター将棋といえば、ハム将棋を指していた。ハム将棋といえば、まるでマインスイーパーのごとく遊べる将棋ゲームで、先を読まなくても、ただ手を動かしているだけでほとんど勝てるような難易度だった。だから私は本を読んでいる合間などに、よく息抜きにハム将棋を指していたのである。だけど、ハム将棋は突如オンライン上から消失してしまった。あんなに気晴らしに向いていたハム将棋が、なぜなくなってしまったのか。無念である。今指している将棋ゲームはきのあ将棋である。これは、ハム将棋ほど勝たせてくれない。入門者向けから上級者向けまであって、相手の戦法も選べる。私は初級者向けで遊んでいるのだが、よく負ける。一時期は角換わりばかり指していたら、向こうも学習してくるのか、10回やって2回ぐらいしか勝てなくなってしまった。今は雁木で囲って少し勝てるようになったが、これもまた研究されるだろう。(もちろんコンピューターと指すのと人間と指すのはまるで別物なのだけど)ハム将棋がなくなってしまった以上、コンピューター将棋で遊ぶなら当面はきのあ将棋で指すしか仕方がない。詰め将棋もできるし。

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