群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

熊谷守一

 熊谷守一の絵を図書館から借りてきた本で見ている。一回通して見て、スーパーのベンチでビールを飲みながら見て、その後も暇なときにページをめくって見てる。
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 上手く描こうという気持ちが感じられないというか、おそろしく我のない絵である。おそらく、それはそのまま熊谷守一という人と自然の距離の近さだったんだろうな。子どもが描いた絵のようにも見える一方で、やはり熊谷さんにしか描けないとても味わい深い絵だと思う。