群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

パルシネマしんこうえん

 今年、生まれて初めてパルシネマしんこうえん(新開地にある映画館)に足を運びました。この映画館では、少し前に上映されていた作品を1200円で2本観ることができる。見逃していた「セッション」と「海街diary」を、「どうしよう、絶対映画館で観たい」と思っていたら、パルシネマしんこうえんで上映されるのを知ったのだった。
 パルシネマには、最近のミニシアターと違って座席指定がない。飲食物や、さらには信じられないことに、(堂々とでなければ)お酒の持ち込みもできるらしい。僕は上映中に飲酒はしないものの、酒好きにとってはたまらない映画館である。館内に漂う雰囲気も、無理に気取った感じがなくて好きだ。昔の映画館ってこんな感じだったのかしらん、などと思う。
「セッション」も「海街diary」もとてもいい映画で、余韻にどっぷりとひたりながら、しんと静まった夜のモトコー商店街をひたひたと歩いて帰ってきました。