群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

最近の本たち

 最近図書館で借りた本とか。晶文社の本が面白くて、晶文社の本が多い。

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「家出ファミリー」の装画は五十嵐大介さんで、ジャケ借り。著者の田村真菜さんは1988年生まれで、12歳まで義務教育を受けずに過ごしたそうである。こういうことが今の日本ででもあるんだということに少々驚くが、作家活動やボディーセラピーを行うなど、義務教育を受けていたら今の自分はなかったとでもいうかのように、色々と創造的に生きておられる。
 髭男爵山田ルイ53世の「ヒキコモリ漂流記」は、テレビで紹介されていたので借りた。この人は中学の頃から引きこもりになるのだが、大人の視点でその原因を考えると、本当に些細なことなんだよな。でも、中学生にとっては大変な出来事だったというのもよくわかる。小さな頃から勉強やスポーツができすぎるのも、決していいことばかりじゃないんだろうなと思ったり。