群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

2年生きているコクワガタ

 今日確認したら、冬眠していたオオクワガタ二匹、コクワガタ一匹がちゃんと生きていた。

 ↑このコクワガタのメスは、かれこれ2年ぐらい生きている。偶然マンションの廊下に落ちていたのを拾ってきて飼い始めた。このコクワガタ、夏の暑いときにほとんど餌を食べた形跡がない。活動している形跡がほとんどなく、土中深くにずっと潜んでいるようなのだ。そして、冬はもちろんずっと冬眠している。一体、いつ餌を食べているのか、どうやってこんな小さな体にエネルギーをためこんでいるのか、謎である。
「クワガタクワジ物語」という本があって、幼いころ虫好きだった僕は、その本を何度も何度も読んだ。その本では確か、著者の方がコクワガタを3年ほど飼育されていた。幼い僕はそれを読んで、コクワガタを越冬させようとしたものの、必ず失敗して死なせてしまったのである。まさか大人になってクワガタを飼うようになって、そのコクワガタが大した世話もしていないのに2年も生きてくれるなんて、思いもしなかったよな。でも、こうやってふたたび生き物に関心を持つようになったり、飼育しているクワガタがちゃんと生きてくれてるのは、素直に嬉しい(ΦωΦ)。

クワガタクワジ物語 (偕成社文庫)クワガタクワジ物語 (偕成社文庫)
  • 作者: 中島みち,太郎
  • 発売日: 2002/08/01
  • メディア: 単行本
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