群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

知らないあいだに

 ウイスキーを飲もうと思ったのですが瓶が見当たらなかったので、家族に「隠したんじゃないの」と尋ねたものの瓶は本当になくて、ひとしきり考えたところ、どうやら知らないあいだに一本空けてしまっていたみたいです。僕はウイスキーなんかこの1か月ほとんど飲んだ覚えがないのに、実はちびちび飲んでいて、それがつもり重なって小瓶一本という量になり、棚からボトルがこつ然と消えたという錯覚が生じてしまったのです。怖いなあと思いました。知らないあいだにというところが怖いです。