風邪を引いた。しばらく臥せっていて、少しよくなった。
野口整体の本を読んで以来、僕は風邪を引いたときに薬を飲まない。野口整体によると風邪には自浄作用があり、経過することで体は弾力を回復するが、風邪薬を飲むとそのような効果は得られないという。風邪を引かない人は、ある日突然大病を患ったりする。だから風邪を引くと、少し安心してしまったりする。
風邪を引いたときは、体が休みなさいというサインを出してくれている。体のほうからそういうサインを出してくれるのは、とてもありがたい。体に無理がきているにもかかわらずサインを出してくれなかったらと考えると、そら恐ろしくなる。
昔は連休に続けて出かけたりしていたけれど、今はそんなことをすると疲れるので、一日は家で休むようにしている。疲れているというサインを体が出してくれたり、それに従ったりというのは、とても大事なことだと思う。
- 作者: 野口晴哉
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2003/02/01
- メディア: 文庫
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