群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

コクワガタを拾う

 先日、家の前でコクワガタのメスを見つけました。逃がそうかどうか迷ったすえ、飼うことにしました。

 これでうちのクワガタは、オオクワガタのオスとメスが一匹ずつと、コクワガタのメスが一匹ということになりました。

 僕は、越冬するクワガタというのが割合に好きである。ノコギリクワガタなんて、一夏ブンブン暴れまわって、秋になったらポクリといってしまう。うら寂しい。オオクワガタは、しっかり飼ってやったらしっかりふとやかに数年生きる。ノコギリクワガタミヤマクワガタにはない、何かこちらを認識しているような、虫らしくない意識のようなものを感じるのだ。繁殖もさせたいんだけれど、種々諸々の事情があって、保留になっている。
 昔から虫や動物が好きで、幼稚園のころは、将来は昆虫の博士になりたいと思っていた。実際少し選択が違っていれば、生き物に関する職業についていたように思う。先日も、野中健一さんの「昆虫食先進国ニッポン」という本を読み、非常に面白かった。今も飼ってみたい生き物はいくつかいる。一番飼いたいのはモリアオガエルニホンカナヘビだが、生き餌を確保するのがやっかいなので、これまた保留になっている。身近な生き物を飼うことについて、木村義志さんの「生き物を飼うということ」いう本をくりかえし読んでいる。

昆虫食先進国ニッポン

昆虫食先進国ニッポン

 
生き物を飼うということ (ちくま文庫)

生き物を飼うということ (ちくま文庫)