群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

間断のない暑さ

 やっと雨が降って、人心地つくことができました。今年は夕立もあまり降らなかったような気がするので、本当に恵みの雨です。突き抜けるような青い空の下で高校野球を見ながら肌をじりじりと焼いたり、自転車のサドルが熱くてズボンが焦げそうな思いをしたり、頭のなかが暑さでくぐもってずきずきと疼いたり、くさいきれのするなかでカメを探したり、くる日もくる日も英文を読み、訳し、飼っているカメの水やオオクワガタの餌を替え、観葉植物に水をやり、そういう記憶の裏で一本の線となってすべてに通じているのは、先が見えず絶え間なく続く暑さであって、今、雨が降っているなかで、そういうすべてを思い出していました。この雨がやんだあと、少しは涼しくなってくれるのでしょうか。