群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

大祓

 近くの神社まで行ってきました。クヌギなどの樹が立ち並ぶ境内には蚊が飛んでいて、手を洗ったり拝んだりしているあいだも、集中が乱れるので本意ではないのですが、刺されたくないので絶えず体を動かしたり揺さぶったりしていました。大祓(おおはらい)といって、人型に形づくられた紙の人形に、自分や家族の名前と年齢を書いて、願いを込めて息を吹きかけ、神社におさめると、厄祓いになるそうです。五月に神呪寺に行ったときもお祈りしたのは、家族と自分の健康でした。健康というのは当たり前のようにとらえてしまいがちですが、その有り難みはほかのものには代えがたいと思います。邪念が入らないように、できるかぎり心からお祈りしてきました。