群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

奈良へ

 奈良に行ってきた。最後に奈良に行ったのがいつなのか、記憶がない。それほど昔のことである。はっきりいって奈良を侮っていた。古都といっても京都ほどには混まないと思っていた。しかし奈良公園の光景はすごかった。京都並みの外国人たちの多さ。ヨーロッパ人も中国人もアメリカ人もアラブ人もいる。そしてもちろん、鹿。そこいらに鹿の糞が散乱するなか、みんな笑ったり写真をとったり餌をやったりしている。鹿の前では万国皆平和である。鹿は神の使いのはずだが、立派に親善大使を務めている。奈良は幼かったころに見たそれとはすっかり様変わりしていた。
 午後は人混みと鹿にまみれていたが、午前中は銭湯に入ったり昼ビールを飲んだりしていた。美味い昼ビールだった。

せんとくんぬいぐるみ マスコットボールチェーン

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