群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

噂の茶碗

 先日、叔父の家で話題になっていた、佐川美術館の「樂吉左衞門」の茶碗…。叔父はくそみそにこきおろしていたが、いとこの子や他の方々は「よーわからん」という雰囲気だったのが面白くて、家に帰ってインターネットで調べてみた。


www.sagawa-artmuseum.or.jp


 実物を見ないで感想を言うのもあれなんだけど(写真と実物の印象が違うということは多々あるので)、ぱっと見た感じ、モダンというか、とても現代的な茶碗である。しばらく考えてみたのだが、こういうものを受け入れないと結局新しいものは出てこないんじゃないかという思いと、この茶碗でお茶を飲んでみたいという気にはあまりなれないなという気持ちがないまぜになって、結局確たる評価は私もできなかった。まあ、確かに意見の分かれる茶碗かもしれないですね。でも力のある作品であることは間違いないと思う。