理由あって、5日に1回ほど買い物をしなくてはいけない。先日、初めてはちみつを買ってみた。支援の意味を込めて、ウクライナ産のものを購入。250gで500円ぐらい。今やはちみつは高級品であり、そのほとんどは海外産である。
この約5日に1回の買い物を始めた当初、私は服ばかり買っていた。わざわざラルフローレンのジャケットを求めて、六甲あたりのセ●ンドストリートまで出張ったこともある。だが今年に入って、洋服は一着も購入していない。最近購入しているのは、ほとんどがマンガ(電子書籍)である。本を買うこともある。食料品の購入頻度も増えている。物価高の影響は私の財布にも及び、自分で甘酒やジャム、はちみつやビスケットを購入することを余儀なくされている。こういうときに重宝するのがヨドバシドットコムである。甘酒一つでも、本当に丁寧に届けてもらえる。
洋服を買っていたのなんて、たかだか数年前のことである。当時は何というか、もっと物欲で満ちていた。服を買いたいという切実な欲求があった。だが物価は上がり、私の物欲は低下した。今はお金が入ったら投資に回そうかと考えている有り様である。
洋服に対する物欲がなくなったことに関して、私は、ある小説の登場人物の言葉を思い出す。
「お前がこういうのを空しいと感じるなら、それはお前がまともである証拠だし、それは喜ばしいことだ」
物欲なんてきりがない。何かを買って物欲を満たしても、また別の何かが欲しくなるだけだろう。それだったら、粛々とアマゾンでマンガや本でも買っていたほうが健康的というものである。
(しかし、こんなことを書きながら、私は戦々恐々としている…。スマホという、理不尽かつ、バカ高い買い物をしなければならない日が待ち受けていることに…。)
