ゴールデンウィーク中は、三宮に出た。

ギャラリー島田で、「岡田久美子展」を見る。

ギャラリーロイユでは「伊豫田晃一 × Sui Yumeshima」展を。これはなかなか見応えがあった。
哲学者、神学者、詩人であった、マヨルカ島のルルスが提唱した「アルス・コンビナトリア(結合術)」をテーマに、伊豫田晃一とSui Yumeshimaが独自の着想で描いた作品の展示。ある種魔術的な作品群は、ロイユさんでしか見られないだろうもの。引き込まれるような世界観があった。
伊豫田さんは、皆川博子の装画を担当しておられる作家さんである。まずそれを知って、「おおっ!」となった。読んだことはないんだけど、皆川博子という作家は熱烈な読者を持っている印象がある。以前は、ロイユの作家、山本六三さんがバタイユの装画を手掛けておられることを知って、結構感動したものである(バタイユは、マネ論やエロティシズムなどを学生時代に読んでいた。当時の私は、バタイユという名前そのものに名状しがたい魅力を覚えていた)。ロイユさんでは、作家と装画について新たな知見をいただいている。

1003さんで『ティンダー・レモンケーキ・エフェクト』を購入。ゴールデンウィーク中、ほかの本と並行して読んでいた。
日記を書くということは、日記を書くという視点を得ることが大事なのだろうか、それとも多彩な日常を持つことが重要なのだろうか。後者なら、とてもじゃないが私に日記は書けそうにない。やっていることは毎日ほぼ同じことの繰り返しだからだ。日々移ろう光の違いや、微細な差異に目を向けることもできるのだろうが、そういうのは自分向きではない。私がブログでやっていることは、日常を題材にとったフィクショナライズである(まあ多かれ少なかれ、日記にもフィクショナライズの要素は入っているのだろうが)。
ゴールデンウィーク中に読んだ本。
『 頑張って生きるのが嫌な人のための本 ゆるく自由に生きるレッスン』海猫沢めろん
『しあわせは食べて寝て待て (vol.2)』水凪トリ
『能力で人を分けなくなる日 いのちと価値のあいだ』最首悟
『SNSの哲学 リアルとオンラインのあいだ』戸谷洋志