
午前中、大山崎山荘美術館へ。「松本竣介 街と人 -冴えた視線で描く」を見る。
松本竣介は、ずっとこの目で見てみたい作家だった。竣介といえば青、というぐらい、画集で見た彼の絵は、青と分かちがたく、私の中で結びついていた。今回見た『街』という作品などは、そのイメージを体現するものであり、松本の人に対する愛、まちに対する愛が、叙情的に青の中に溶け込み、ユーフォリアを成している。ああ、やっぱり松本竣介いいなあ、と。
ただ、今回個展を見て感じたのは、松本竣介は決して青だけの作家ではない、ということ。自画像も描いているし、街を洒脱に描いた作品、我が子を描いた作品、シンプルな線で描かれたセミの作品など、その作風の多様さにも目を引かれた。
写真が撮影出来るかどうか尋ねてみたところ、大山崎山荘美術館の館内では、撮影は禁止だという。写真が撮影できるとブログを書くときに便利なんだけど、そのかわりに、松本の絵に浸る贅沢な時間を持てました。