
先日は、芦屋の風文庫さんへ、「積読本見せっこ会」へ。最も古い積読本と最も新しい積読本を2冊持参し、なぜその本を積んでいるのかを語り合う、という会。ワタクシが紹介したのは、フロイトの『エロス論集』と、ガブリエル・ガルシア=マルケスの『百年の孤独』でした。
学生の頃、やれフロイトだベンヤミンだ、サルトルだバタイユだと、授業で知った小難しそうな本を買っては、しかつめらしい顔をして読もうと試みていたあの頃…。「難解」とされる本を読むことが、何だか「偉いこと」だというような刷り込みが自分のなかであったあの頃…。頑張って読んだ本もあるけど、ほとんどは挫折した本の数々…。フロイトの『エロス論集』は、そのようななかの一冊。いわば遅れてきた中二病とも言えるあの頃の思い出を話していると、いささか苦々しい記憶が蘇りました… 笑。
皆さんの個人的な積ん読本の話は、やはり人それぞれのストーリーがあり、聴いていて面白かったです。一つ感じたのは、参加者の一部の方々は新刊本や文学賞などに関する情報を実によくチェックされているなあということ。常にアンテナを張り巡らせているから、引っかかった本があったら、とりあえず買っておこうという気持ちが働くのではないかしらん。ワタクシは個人的に図書館をよく利用するし、月に買う新本も数冊…。だから、そもそも買う本の絶対量が違うのかもなあ、とは感じました。この会、Aさんという方の疑問から生まれたとのことです。積むことが「悪」とは言いませんけど、ワタクシは数が少ない分、購入した新本はわりとマジメに読んではいるのかも(当然、今回の『百年の孤独』のように、積む本も出てはきますけど)。