群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

楽しい翻訳フリーペーパー

 久しぶりにフリーペーパーを作りました。初めは自分の好きなことを書き散らしていたこのフリーペーパーも、近ごろはすっかり真面目な翻訳フリーペーパーになりまして(うん?)…。
 版権などの問題があるから、訳せる記事は限られているんですよね…。その限られている記事でさえ最近はネットで瞬時に日本語でアップされてしまうので、もうそろそろ作るのをやめようかなとも思うのですが、なぜか1年に一度くらい面白い記事が見つかり、自分で訳してフリーペーパーを作ってみたくなります。
 デザイン力もないのに、なぜフリーペーパーなんか作ってるのかというと…。それはこの業界、翻訳学校に通って、紹介されたトライアルに合格しなきゃいけなかったり、そのトライアルでさえ受ける前にTOIECで900点取る必要があったり、そういうシステマティックなところがどこか感じられまして…。そういうのはありていに言って面白くない! ささやかですけど自分なりのプロテストという側面もありますし、また自分で作る場所づくり、という側面もあるかもしれません。
 というわけで、楽しい翻訳フリーペーパー『ザンボックリ』15号は、神戸の花森書林さん、1003さん、大阪のシカクさん、東京のタコシェさんに近々発送させていただきます。芦屋の風文庫さんが復活したらホンダ堂の棚に置いておきますので、お近くにお住まいの方、ご機会がありましたらぜひお手にとってみてください。今回はとあるアメリカの作家に関する記事を訳しました。