群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

「コロナの時代の暮らしのヒント」

 井庭崇先生の「コロナの時代の暮らしのヒント」を読了する。この状況は短距離走ではなくマラソンのようなものだから、マラソンなりのやり方やペース配分、心持ちが必要とのことである。

 でも今年は、そういう大自然のある場所に遊びに行くのは、難しいかもしれません。
 そうだとすると、自然に触れるということは、あきらめるしかないのでしょうか? 
 いや、あきらめる必要はありません。
 もっと身近に、小さな自然と持ち、その自然に触れるという手があります。
 庭やベランダで野菜を育て、それを通じて自然とのつながりをつくるのです。
「家庭菜園」というと庭をイメージするかもしれませんが、ベランダのプランター(植木鉢)でも十分に育てられます。

 感染のリスクを考えたり、外出の自粛をしたりで、これまでできたことの多くのことができなくなってしまいました。
 楽しみにしていた予定がキャンセルになったり、計画を変更せざるを得なくなったり。
 仕方ないと頭ではわかっていても、あれもこれもできなくなってしまっている現状はとても残念ですし、不自由さも感じます。
 でも、そんなふうに落ち込んでいても、よいことはありません。
 この新しい日常を生きていくしかありません。
 そこで、今自分が「できること」をできるだけたくさん書き出してみます。
 紙と鉛筆を用意して、「できること」を思いつく限り書き出してみるのです。

 そうすると、今でもできることがとてもたくさんあることに気づくはずです。
 これまでは当たり前だと思っていたこと、忘れていたこと、考えもしなかったこと、そういうことを改めて今「できること」として捉えてみると、「できなくなったこと」の数よりもずっと多いことに気づきます。
 そのことを実感すると、閉塞感は和らぎ、前向きな気持ちが生まれます。
 そして、気にいったものを実際にやっていくことができます。

 わが家では、子どもとおやつづくりをするようになりました。
 どこかに出かけて、おいしいスイーツを食べる、なんてことも難しくなってしまったので、それならば、自分たちでおいしいものをつくればいいんだ!

 確かに出来なくなったことを考えると気が滅入るので、出来ることを考えたほうがいいかなと思う。となるとやっぱり、家庭菜園や料理になるのかしらん(韓国語は早々に挫折しました…(=w=))。少しだけど経験があるし、楽しそうである。手や体を使うので、気持ちのリフレッシュにもなりそうだし。毎日が単調になりがちだけど、わが家の状況を鑑みた場合、イベントに参加したり外食に行ったりはムリ…。家族への感染源とならないよう努めるぐらいがせめて今の自分に出来ることぐらいの現状、家のなかで出来ることに手をつけてみたい。とりあえず井庭先生おすすめのナス・ピーマン・トマト栽培を中心に、来年のベランダ菜園ローテを組んでみよう( ・`ω・´) 

コロナの時代の暮らしのヒント

コロナの時代の暮らしのヒント

  • 作者:崇, 井庭
  • 発売日: 2020/09/29
  • メディア: 単行本