群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

「レンタルなんもしない人のもっとなんもしなかった話」

「レンタルなんもしない人のもっとなんもしなかった話」を読む。なんもしない私を貸し出します、という面白いことをやっておられる方の本である。ドラマ化されていたのか…。全然知らなかった。すごいことになっているんだな…。

 レンタルなんもしない人は今のところ、「なんもしない人でも”役に立った”ので価値がある」「役に立つことがあるから意義がある」というふうに理解されていて、「人は役に立たなくても価値があるのか?」という問いには答えられていない。結局、生産性の価値観から一歩も動けていないと最近よく思う。 P104

 ツイッターのフォロワー数は頭打ちし、現在はツイートすればするほどフォロワーが減っていくという状況。一方なにも投稿せず放置しているインスタグラムのフォロワー数はずっと右肩上がり。皮肉にも「なんもしない」ことの価値を裏付けている。 p219