群青ノート

日常の備忘録、あるいは私的雑記帳

芦屋まで自転車

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 コロナが怖すぎて、芦屋まで自転車で行ったでござる…。15キロぐらいあったのかしらん。30歳の頃、芦屋まで翻訳を習いに自転車で通ったな。写真は途中で通った、懐かしのカトリック夙川教会。今芦屋まで自転車を漕げと言われたら、1回ならまだしも、定期的に通うのはやっぱりしんどい…。Hさん、振込先を教えてほしいっす😭
 コロナに関してつらつらと考えていたんだけど、この病気、やっぱりただの一過性の流行病ではないと思う。地球がおかしくなっている徴候はあちこちであった。米国やオーストラリアで頻発する山火事、日本で車を吹き飛ばすほど荒れ狂う台風、季節外れの長雨…。以前NHKの番組で放映していたけど、このまま温暖化対策をとらなかった場合、2100年には世界の平均気温が4度前後上昇し、東京の猛暑日は47日に達するらしい。夏に普通に外出することがままならなくなる。地球が悲鳴をあげているのは明らかである。人間の行き過ぎた経済活動によって、過剰に物が作られたり捨てられたり、放射能までもがたれ流されたりした。ロックダウンで人間が活動を控えた結果、二酸化炭素の排出量が減り、ヴェネツィアの水路が澄んで魚が見られるようになったことが知られている。今、ワクチン接種が進んでいるけど、科学ですべてが解決できると思うのは大きな誤りだと思う。ありていに言って、人間は科学の力を過信している。コロナというのは、人間の行き過ぎた経済活動に対する警鐘として捉えられるべきだと思うし、今こそが、経済を中心とした社会から脱却すべき時だと僕は思う。

栗山巧選手2000本安打達成

 もはや日々のゲーム結果も見ておらず、果たしてライオンズファンであるのかどうか怪しくなってきた私ではありますが、栗山巧選手、祝、2000本安打! 最近は全然球場に行ってないけど、ほっともっとでも京セラでも甲子園でも栗山選手をこの目で見てきただけに、嬉しさもひとしお。本当におめでとうございます。派手さはないけどシュアなバッティングと四球を選ぶ能力の高さに渋さを感じていた。地元のほっともっとではお馴染みの栗山コールを聞くのが楽しみだった。今でも左翼線へのきれいな流し打ちを覚えています。でも、栗山選手が西武生え抜き初の2000本安打達成者って、歴代数々のタレントを擁してきたのに、ある意味すごいですね、この球団…(ΦωΦ;)

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日米野球

 学生の頃、授業をサボって日米野球を見に行った。メジャーリーグに渡っていた野茂英雄が凱旋して、日米野球で投げるのである。私は当時、メジャーに渡った野茂英雄に夢中になっていた。日本人がメジャーで投げ、通用していることに興奮していたし、現地に足を運んだわけじゃないけど、テレビ越しに伝わる天然芝の美しさとか球場の雰囲気とか、そういうものにも惹かれていた。スポーツ雑誌のNumberを読み、山際淳司を読んだ。武田薫の文章を読み、惹かれ、対象はテニスにも広がった。見るだけじゃなく、スポーツに関する文章を読むことにもハマっていた。それはともかく、野茂が甲子園で投げる。生で見れるのだ。これは見るしかない。問題集を解かせるだけの国語の授業なんて受けてる場合じゃない。メジャーチームのメンバーがこれまたすごかった。覚えているかぎりで書くと、カル・リプケン・ジュニア、シェフィールド、ブレイディ・アンダーソン。当時の私はそれらの名前をNumberで知っただけなのだが、しかし雑誌に載っているメジャーリーガーが実際に目の前でプレイしていることに興奮した。試合は確か、野茂から清原がライト線に2塁打を打った。シェフィールドが決勝の本塁打を打った。試合とは関係ないけど、名前を外野席から呼んだらブレイディ・アンダーソンがこちらを振り向いて挨拶してくれた。今思い返して一番素晴らしい記憶は、やはりカル・リプケン・ジュニアをこの目で見れたことだ。ブレイディ・アンダーソンもよかったのだけど。
 その試合の動画があったので貼ってみる。スターティングメンバーも載っている。

1 ノブロック
2 フィンリー
3 ボンズ
4 シェフィールド
5 ピアザ
6 ゴンザレス
7 ガララーガ
8 Aロドリゲス
9 シリーロ
投 野茂

 ボンズとAロッドがスタメンに入ってて笑うwww。バリー・ボンズのこの年の成績、打率.308、本塁打42、打点129、盗塁40。Aロッドは打率.358、本塁打36、打点123、盗塁15。バケモノである。というか、ブレイディ・アンダーソンは覚えてるのにボンズとAロッドを覚えてないのって、やはり記憶っていいかげんというか都合がいいというか、どこまでも個人的なものだなと思う。アンダーソンもこの年50本ホームラン打っていて、十分すごいんですけど…。まあ長く伸ばしたもみあげとか、男っぷりのよい外見とか、そのあたりも印象に残っているのかも。

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今週のお題「サボる」

ジーパン

 最近、ジーパンの数が増えました。これまでは、501を1本履きつぶしては新しい501を1本買うということを繰り返していました。最近はメルカリやヤフオクを探すと安価で状態のいいものが手に入るので、アパレル店員の接客が苦手な自分にはぴったりというか……501以外のジーパンも履いてみたくなったのです。でも40歳を過ぎてジーパンが増えるとは思っていませんでした。青という色にますます惹かれていますし、また、履き込んで自分だけのジーパンになっていく過程が好きなのです。残念なのは、そこまでジーパンを履き込んでいくほど多くの外出の機会がないことなのですけど…。

 

「就職しないで生きるには」

 レイモンド・マンゴーの「就職しないで生きるには」を買う。途中で挫折した覚えがあるから、多分全部読んでない。じっくり読みたい。

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 自分もいつかこういう本を訳してみたい。嗜好はもうはっきりしてる。「プリズン・ブック・クラブ」とか、「ぼくはお金を使わずに生きることにした」、ミランダ・ジュライの「あなたを選んでくれるもの」みたいな本。小説よりノンフィクション。これを読んでほしい、紹介したい、って思える本に出会いたい、見つけたい、探し当てたい。
 しかし最近、明らかに読書量が落ちている…。気付いたら寝落ちしてたりする。いかに今まで暇だったか、ということである。自分の場合、暇だったから本を読んでいたところがある。今だってそんなに忙しい生活をしているわけではないけど、でも、自由に使える時間が減ったからといって本を読まなくなるのは寂しい。本を読むことは大切にしたい。月10冊くらいは読みたいけど、でもそろそろ、冊数にこだわるのはやめた方がいいのかも、とも思う。

「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」

「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」がアマプラで公開されます。やっと自分の中でエヴァが終わります。もう興味もほとんどなくなった今ごろになって…。「序」「破」まではよかったのです。これまでのエヴァとは違って、すごくストレートで力強くて、引き込まれました。ところが2012年、「Q」が公開されて劇場に足を運んだものの、何じゃこりゃ、( ゚д゚)ポカーン…となってしまいました。とにかく意味が分からない。まったく分かりませんでした。最終話を見るためには「Q」を理解しなくてはいけないのですが、理解する気も気力もないのです。前の話が分からないのに、新しい話を見る気になんてなれません。しかもあれから9年も経っているのです。もはや、「Q」の何が理解できなかったのかすら覚えていません。学生の頃は「使徒、侵入」とか本当に格好よくて、ビデオで何度見たか分かりません。暇になると「使徒、侵入」「男の戰い」「ネルフ、誕生」「最後のシ者」などを見ていました。今は、あの頃の熱量が反転して、エヴァに関してはどうでもいいです。僕のなかで、シン・エヴァは実質「Q」で終わっています。一応見ますけど、ここまで見たからには仕方ない、最後まで見るか……ぐらいの気持ちです。

追記:見たら見たで面白くて、まとめサイトまでがっつり見てしまった…( ;∀;) でもやっぱり、まとめサイトなどを見ないと理解できないこのアニメの作り方が今は好きになれないし、学生の頃に引かれたのは、初見では理解できない言葉を散りばめて視聴者を解釈に誘うその分かりにくい作り方そのものだったのだと思う。

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茄子の浅漬け

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 先日収穫した茄子で作った浅漬けです。塩をかけて少々置き、洗ってから塩昆布をかけ、半日漬けるだけ。美味しゅうございました。この泉州の水茄子、新鮮で大変噛みごたえがよい! 本当にキュッキュッと音を立てるのです。これまでしぎ焼きとか田楽にして食べてきましたが、食感を楽しむという意味ではこの浅漬けが一番美味しかったかも。来年も茄子を育てるなら泉州の水茄子にします。
 今年も残りあと4か月ですけど、丑年というのは自分にとってどうやらボーナスステージみたいで……少し世界が広がったみたいです。思い返せば、12年前の丑年には翻訳と出会うことが出来ました。12年に1回? 少なっ! って思うかもしれませんが、ボーナスステージが毎年続いても疲れます…。それに世界が広がったとしても、続けていくことのほうが難しいし(永遠に続くことなんてないのでしょうけれど)、いいときは何をやってもうまくいくわけで、悪い時期のやり過ごし方が大事かなとも思うわけで。でも今年に関しては、12年間、曲がりなりにも翻訳を続けてきたことへのご褒美かなー、と感じます。あと4か月残っているボーナスステージを大事にしつつも、最大限活用するつもりで動いていきたい所存。